既に学力がある必要はありません

当塾に入塾試験はありません。 授業参加に必要なものは筆記用具だけです。 ノートや問題集、作成したプリント類もお渡しします。 塾に来るに当たって必要なものは極力少なくするよう努めています。

それでも筆記用具以外に、「必ず持ってきて欲しいもの」が3点あります。 それはやる気ではありません。

  1. 「勉強は当然すべきである」という価値観
  2. 「改善しなければならない」という価値観
  3. 「自分ではなく他人がどう考えるか」の視点

この3点です。 勉強が苦手であること、今の点数が低いこと、進みが遅いこと、いずれも問題ではありません。 勉強が楽しいものであると無理に思う必要もありません。 立派な将来の夢も不要です。

勉強が面倒くさいと思うこと、とても理解できます。 勉強よりも楽しいことがあると思うこと、当然、理解できます。 しかし「勉強なんてしなくて良い」という考えは尊重できません。 勉強はするものです。

そして、何であれ「改善しなければならない」と考えてください。 これも当たり前のようでいて、想像以上に辛い何かでもあります。 今の考え方ではダメだ、今の振る舞い方ではダメだ、と考えなければならないためです。 他人にもダメと言われ、自分で自分にダメを言わなければなりません。

最後に「他人がどう考えるか」の視点が必要です。 学問の世界は他人の世界です。 自分がどう考えようと、物理法則は変わりません。 自分がどれほど頑張って、熱意があっても、学問の世界から「それで良い」と言われなければダメです。 自分がどれほど嫌であっても、学問の世界から「そうすべきだ」と言われれば、そうすべきです。

当たり前のようですが、最後のものを納得するのは非常に難しく、納得できないから「何とかなるのでは」という曖昧あいまいな希望がずっと後まで残ります。 当たり前のようですが、当たり前ではありません。 この3点について、持って来られるよう頑張ってください。